あけましておめでとうございます

 皆様は、どのような新年を迎えられましたか。私は、1日朝早く起き2階のベランダに出ました。まだ朝日が出る前の雲一つない空が広がっていました。これは初日の出が見られると思い、太陽の上がる方向が見える部屋に移動し、スマホで動画撮影をして息子たちに送りました。その晩は、息子達の家族が集まり昨年より一人増えた元旦になりました。2日、3日は、大学駅伝の久々の母校の優勝争いを見ながら、同級生とlineを交わし来年への期待が沸くなかゴールを迎えました。

 初詣で引いたおみくじは、末吉でしたが今年のキーワードが「恵」でした。自分のフィールドで努力をすることで「恵」を得るとありました。やはり私は、カイロプラクティックを通して皆様のお役に立つということで「恵」が与えられるのだと強く感じることが出来ました。

 国内に目を移しますと、昨年末に塩野義製薬から新型コロナウィルス治療薬が開発され承認されましたが、新型コロナウィルスの脅威は続いております。複数回のワクチン接種による副反応も現れ、今後の摂取に関する不安も出てきています。

 私も4回のワクチン接種をしました。感染はありませんでしたが、帯状疱疹ウイルスであろう皮膚の痛みが肋間神経に沿って何回もありました。痛みを感じると発疹が出る前に、サプリメントのエキネシアを飲んで自己管理をしています。

 やはり今年も健康に対する願いが一番と感じます。

 今年は、皆様の健康回復はもちろんのこと、子ども達の成長を促すために精神保健福祉士の鈴木成江先生と共に精いっぱい努力してまいります。

左右脳のバランスと糖質制限が脳の発達を促す!

ジュース、チョコ、アイス、甘いものを何でも食べたがる子だった。かんしゃくもちで、ゲームで負けると怒ってやめてしまう。このままでは、子供が苦労してしまうのではないかと思い、スクールカウンセラーやドクターとの面談、服用薬を試したが、若干の改善は見られたものの、根本的な解決には至らなかった。コロナでストレスもかさなり、家のドアを破ること、複数回。実は自分でも身体が言うことを効かないと言う。

そんな時、ADHDはアメリカでは、脳のバランスの問題だと理解され薬に頼らず治せるという本を見つけた。そして小田急相模原に治療院があると知り、すがる思いでカイロプラクティックに飛び込んだ。

先生からは、「子供のせいではない。脳のバランスの問題だから、改善できるのでは、トライしてみては」と声をかけられて、これまで子供に強く当たってしまって申し訳ない気持ちになった。

最初は思うように力が入らない。目の動きがぎこちない、など、特性が現れた。

週一回ずつ通い始め、砂糖の摂取量を減らすと力が入るようになることが実感した。

毎回の施術では、ケラケラ笑いながら体を動かし、バランスボールや棒乗りなど、始めは出来ないことが、少しずつ長くできるようになり、だんだん頭で考えることと、身体の動きが一致する様になった。子供も通うことを、嫌がらず、むしろ先生に早く見てもらいたいと言った。ジュースやお菓子の摂取を自ら断った。親子ゲンカ、兄弟喧嘩が絶えなかったのが、いつの間にか、分かり合えるようになってきた。この子の特性と付き合えることがわかった。

当初は何をするにも力んで、余計な力をかけすぎて、身体を痛めたりしたこともあったが、先生の施術の後は、身体が楽になり、次もまた、先生の所に早く行きたいと、申し出るくらいになった。いつの間にか、バランスボール乗りは、「やめ」と言われるまでいつまでもできるようになった。普段の生活でも、ドッジボールの投げ方が上手になったり、持久走も早くなったり、習字が上手になったり、さまざまな変化が見られた。

施術間隔も、2週間に1回、3週間に1回となり、半年ほどで卒業となった。先生の温かさを子供も感じとり、何より子供が先生を信じて、親も肩の荷が降りた感じがした。

もっと小さい頃に出会えたら、こんなに苦労させなくて済んだのに。とも思ったが、これも定めと思った。先生にはただただ感謝しかない。

                       南区在住 小学4年男児の父母

2か月で娘の言動に変化が表れとても気持ちが救われた!

小学校高学年から友達関係でうまく行かなくなっていた長女が、中学に進学して1ヶ月ほど経ったあたりから、学校では喋れなくなりハサミを持ち出して人を脅すような問題行動を取るようになりました。保育園の時から、神奈川県療育センターで検査を受け繰り返し経過観察でしたが、再度検査の結果、発達障害・・・と診断を受けて、なんとか友達を作って普通の中学生生活を送れないか・・・いろいろ本を読み漁り「薬に頼らず家庭で治せる発達障害との付き合い方」の本を見つけ、家庭ではよほど根気がないと続かないと思い専門家の手を借りて探したのがアキヒロ先生のカイロプラクティックオフィスでした。

優しく穏やかな雰囲気の先生で初めて伺う不安も和らぎ、本にあるような多岐に渡るテストをし、左右の脳のバランスを整えるためのいろんなメニューを実施していただきました。週2回の施術と日常でもなにかできないか・・との質問にアドバイスを受け、家でもできる運動を取り入れ、今まで口論となると訳のわからない話で振り回し30分以上は口論が続いていた娘の会話が自分でも言いながら考えて、なんとか自己解決し口論する回数もそれに要する時間も少なくなりました。

学校でも隣の席の人に働きかけて見よう・・・という行動も出てくるようになり、週2回3時間の授業も途中で抜けることがなく受けられるようになりました。まだ道半ばですが、少しずつ中学校生活に戻れるような道筋が出てきているようです。

こちらに通院しないときは、学校のスクールカウンセラーの先生と月1回面談をする以外、何をしたら良いのか、親として普通の生活を送れるようにできるようになるのか・・・・と焦りと不安もありましたが、先生のアドバイスで日々何かしら娘が改善するためのアクションをすることができ、娘のみならず親の気持ちも救われる思いでした。

約2ヶ月通院させていただき通院は終わりになりますが、先生から頂いたアドバイスを引き続き娘と二人三脚でしながらゆっくりと焦らずにやっていこうと思います。

 お世話になり、ありがとうございました。

                        藤沢市 中-1女子の母

1か月間の集中施術が終わり成果が出てきたよ!

1ヶ月間の集中施術を行って頂き、ありがとうございました。

現在小2の息子は、年長の冬に発達障害検査(WISC)を受け、読み書き・空間認知能力に問題あり、動作が遅いなどの指摘を受けました。

「薬に頼らず家庭で治せる発達障害とのつき合い方」という本の中で右脳左脳のバランスが悪いと発達障害の症状が出やすく左脳が弱く右脳優位の場合は、学習障害の症状が現れやすいとの記述があるのですが、本に載っていた脳バランスチェックの結果(左脳が弱い)と息子の症状が見事に一致していた為、脳バランスを整えれば症状が改善するのではないかと思い、その治療を行って頂けるアキヒロ先生へご相談させて頂きました。

初診は息子も緊張しており「恐い先生かどうか?」をとても心配していましたが、優しい先生だと分かり安心したようです。

今ではやりたいトレーニングを自らリクエストするように。

また、先生は施術中にしゃっくりや筋肉痛なども治してくださるので、「先生は何でも治しちゃうね。」と信頼を寄せています。

息子の身体を診て頂き、原始反射が残っている事、前頚部が詰まっていて脳への血流が悪い事、視覚機能の問題等を教えて頂きました。

                    

初回の施術後、試しに家で行っていた片足立ちバランストレーニングを行ったところ、今までは10秒も立っていられなかったのですが30秒以上バランスを保ったまま立っていられるではありませんか。息子も「なぜか分からないけど、ずっと立っていられる」と言ってとても嬉しそうでした。

                     

家庭でのトレーニングでは何も効果が得られなかったのに、先生の1度の施術でバランスが整ってしまった事に驚きました。

1ヶ月間の集中施術が終わり、視覚機能・バランス感覚の改善、読解力の向上、宿題中に癇癪を起こす回数が減った等の変化が現れてきました。

また、1ヶ月間一緒に施術して頂いた兄も50メートル走のタイムが1秒縮んだり、逆上がりが出来るようになったりと、早くも成果が出始めており喜んでおります。体の動かし方、使い方がうまくなってきていると感じます。

今後も治療を継続していきたいと思います。この先どんな変化が現れるのか楽しみです。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

多摩市在住 小-2、小-6男子の母

施術が兄弟の関係に与えた影響-弟まで穏やかで明るくなりました!

東京都港区 7歳児、5歳児の父

2020年4月に発出された新型コロナウィルス緊急事態宣言に伴う休校休園に伴い、新小学校一年生の長男7歳(当時6歳)と年中の次男5歳(当時4歳)が自宅で数ヶ月終日過ごすという状況になりました。

長男、次男共に自閉症スペクトラム障害及びADHDの傾向が見られ、通常時でもこだわりの強さや癇癪を起す、人前が苦手などの表情が見られることがありましたが、その傾向が顕著になってきて、特に長男が精神的に不安定になり、次男を執拗に攻撃する状況が頻繁に見られるようになりました。

この頃、近所のメンタルクリニックで受診をした結果、長男と次男共に自閉症スペクトラム障害とADHDの併発であると診断されました。

総合病院の受診、区の発達支援施設のサポートを得る手続きなどを行いましたが、診察、実際のサポートを得るまでに時間がかかることから、何か自分たちでできることはないかと調べていたところ、アキヒロカイロプラクティックに出会いました。

長男と次男の両方の施術を試みましたが、アキヒロさんから長男が安定すれば次男も安定してくるだろうとアドバイスをいただき、長男から施術を始めることにしました。

毎週の日曜日に施術をするルーティンにしていましたが、最初は嫌がっていた長男も4,5回目位から自身でも手応えを感じ始めたようで、進んで施術を受けるようになりました。

彼自身、実際の体の反応を感じることができので、改善が分かりやすいのだと感じています。

施術を始めてから数ヶ月が経過しましたが、長男はかなり安定をし、大きな癇癪もほとんどなくなり、次男への執拗な攻撃も頻度はかなり減ってきました。

長男にとって、このルーティンを続けていることでリズムもできているように思え、本人の自信にもつながっているように思います。

今後も当面継続していきたいと考えています。

息子の身体が見える。そしてわかった!

生後すぐに心室中隔欠損が見つかり大変心配をしていましたが、 1歳で隔壁が塞がり安心しました。

その後は順調に育っていると思っていましたが、3歳ごろになると、勝手にどこへでも行ってしまう感じでした。ただ、名前には反応したので、呼ぶと戻ってはきましたが目が離せない状態でした。

保育園や幼稚園に相談はしていましたが、引っ越しなどもあり、行政には相談できませんでした。

インターネットでいろいろ検索して、つい最近まで千葉県市川市の民間の言語療法の療育やビジョントレーニングのため目の学校に通い。また、経絡(鍼)治療にも通っていました。

全く本が読めなかったことが改善されましたが、読解力はつきませんでした。また、学校の準備などもまだまだ忘れ物がある状態でした。

アキヒロカイロプラクティックオフィスに通ったきっかけは、経絡(鍼)治療に結構な回数通っていて今ひとつ効果が見えず、何が弊害かを調べたかったからです。

アキヒロ先生の検査を受けてみて「やはり。そうか。」という納得の答えが見えて安心しました。

まず、こちらにきて、『息子の身体が見える。』ということに驚きました。まるで彼の脳の状態が見えているようで、これだから、発達不十分だったのか。と納得致しました。こちらに来て良かったと思うことは、出来ていなくても、それをカイロで毎週改善してもらえることに安心感が持てたことです。

3回目が終わったころには、食生活の変化が表れてきました。家がコンビニの前ということもあり、毎日のようにカップラーメンを欲しがり食べていましたが、それがなくなりました。また私が飲んでいた青汁を自ら飲むようにもなりました。

さらに腕に力が入るようになりました。今まで、全く腕に力が入らず、重いものは持てなかったのですが、腕相撲で私に勝つことが出来るまでになりました。

驚いたことに指先がうまく使えなかった彼が、両手でピアノの簡単な動作(ドレミファソラシド)が出来るまでになりました。

あと、学校の準備を自分から率先して出来るようになり、忘れ物が減りました

治療前は英単語のアルファベット1つ1つがくっついて見えていたみたいなんですが、ここ最近英単語を、確実に1つの単語として読め、覚えてきています。数学も計算問題はできていましたが、説明問題を理解することが難しく、何回説明しても理解できなかったのが、私の説明を理解できるようになってきました。

さらに驚いたことに今まで作文の中でも、言葉でも、自分を否定することが全くなかったのですが、昨日の日記に(学校の宿題で毎日あります)「僕はこれが苦手で嫌いです。」などの言葉が現れていることに気が付きました。

つまり、自分を客観的に見られるようになってきたように思います。

色々な治療をしてきましたが、やはり、脳がきちんと働かないと、全く効果がないんだな、『きちんと見る。』大切さをとても痛感させていただいています。

今後読解力がついて、記憶力があがることを願っています。

                     相模原市緑区 中-1男子の母

どうしたら治る? なぜだかわからないけど出来るようになったよ!

 小学校入学直後から、授業中座っていられない、勉強(特に算数)がわからないという状態。自宅では叱ったり諭したり、一緒に勉強するなどできる限りのサポートはしたものの、相変わらず座っていられないまま2年生になり、その度に注意を受け すっかり自信を無くしてしまった息子。

 ある時テレビを見ていた息子が、「オレはコレだと思う!」というので、番組を見たら発達障害 の特集。当てはまる項目ばかりだったらしく、きっとそうだと。

 その後、「皆と同じことが出来ない」、「座っていようと思っても体が勝手に動いちゃう」、「どうしたら治る?」、「ママ治して?」、「治るまで学校に行きたくない!」と。

 家庭では、できる限りのサポートはしてきたつもりなので、私もお手上げ。

 そのため児童精神科を受診。問診と様々な検査を受けた結果、 軽度の発達障害? といういわゆる グレーゾーン。

 結果を聞きに行ったとき、「どうすれば本人の困りごとが解決されますか?」と聞くも、「周りが変わってください」としか言われず、結局なに一つ解決されることもサポートもなく児童精神科の受診は終了。

 困ったな、どうしようかなと思っていた矢先、友達が長年通っている カイロ を教えてくれて、私としては興味があるものの、新しいものや環境をなかなか受け入れるのが難しい息子は断固拒否。

 友達が、「それだったら私の治療を見学してみる?」と提案してくれ見学。帰って話してみると行ってみたいとのことで予約を。

 

 初回は困っていることや好きなことなど話し、施術をしていただきました。

 最初は休校期間中だったこともあり、週2回くらいのペースで通い、今は学校が始まったため週1回。通い始めて1か月半。

  • 授業中に 座っていられる! (ずーっとではないけど、以前よりはるかに長く)
  • 勉強に 意欲的に! (集中力、理解力、忍耐力アップ)
  • 食べられるもの が増えた! (本人からコレ食べてみたいと チャレンジ するように)
  • 感情のコントロール が以前より上手く! (波はあるものの 切り替える時間がかなり短縮)

 息子は 【なぜだかわからないけど出来るようになった】 ことがカイロに通い始めて沢山あるので、いつの日か本人の困り事がすべて解決されるといいなと思っています。     

                                                                          小3男児の母

子どもの発達4週間トレーニングを終えて

多摩市在住 小学4年生男児の母

 発達障害でこだわりが強く授業への集中が難しいなどの問題があり、迷った末に投薬を開始することになりました。

 薬は一定の効果がありましたが、副作用で食欲不振、情緒の不安定などの問題が出てしまい続けるべきか否か、息子のために何が良いのか悩む日々が続きました。

薬以外の方法で何かできることはないのかと探していたところ、こちらのトレーニングを知り、夏休みを利用して週3回×4週間集中的にトレーニングを受けることになりました。

 通い始めた頃息子は、体力がなく、いつも疲れたと言い、何事にも意欲がなく、なんとなくいつもイライラしている様な状態でした。

 毎回のトレーニングでは、弱い部分を見つけて調整することを繰り返し様々なアプローチを通して、出来なかったことを「できる」に変えて、その小さな「できた」を毎回積み重ねることが出来ました。そのことは本人の自信にもつながったと思います。

 1週間を過ぎた頃から表情も明るく元気になってきたと感じました。3週間を過ぎる頃には、前向きな発言も増え、トレーニングでも意欲や集中を見せるようになっていました。

 4週間を終えて何よりうれしいことは、本人が明るく前向きになれていることです。そして常に落ち着きがなく興味の向くままに動き回る息子に対し、いつもゆったりと優しいまなざしで向き合ってくださるので、息子はもとより私自身も様々な不安から解放されて安心して通うことが出来ました。

 先の見えない不安から押しつぶされそうな状態から、やれることを少しずつやっていこう。この子はこの子のペースで成長していけるという希望を持てるようになりました。全ての問題が一度に解決するわけではないので、今後も定期的に通わせていただきたいと思います。

アキヒロ先生、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

左右の脳のつながりを取り戻せば、発達障害は治る!

オックスフォード、ハーバードも注目する、治癒率80%を超える新しい家庭療法「ブレインバランスセラピー」

 最近、「Dr.ロバート・メリロの本を読みました。」というお問い合わせが多く寄せられます。Dr. ロバート・メリロは、カナダ人のカイロプラクティックドクター(D.C)でカイロプラクティック機能神経学を基にブレインバランスプログラムを開発しました。そして1994年からこのプログラムを基に、子ども達の治療にあたっており、今ではアメリカ国内に80か所以上あるブレインバランスアチーブメントセンターでブレインバランスプログラムが使われ、現在までに2万人以上の発達障害と診断された子どもたちが、プログラムを受け幸せな日々を取り戻しています。

 Dr.ロバート・メリロの本(英語タイトル「Disconnected Kids」)は2009年にブレインバランスプログラムの原則を基に、親が家庭でもできるプロブラムを紹介する内容として出版されましたが日本語の翻訳がなく、ようやく今年2月に翻訳され「薬に頼らず家庭で治せる発達障害とのつき合い方」というタイトルで出版されました。

 

 Dr.ロバート・メリロによると、今までのアプローチは主要な問題点のみに焦点を当てて解決策を見つけようとするものでしたが、それらに共通する問題点として「脳のバランスの崩れ」があることに気が付いたとのことです。どういうことかというと左右の脳の電気信号による情報のやり取りがうまく出来ていないため、情報を分かち合ったり、統合したりする能力の妨げになって、脳が1つになって働くことが出来なくなってしまう。そのことで異常なほどに高い機能を持つ脳の部分や側、その反対に異常なほど機能が低下している部分や側の脳を持つようになってしまう。子どもの発達過程で、このバランスの崩れはますます顕著に表れ、2つの脳半球が決して1つになって働かなくなってしまう。これが、脳の機能的な「ディスコネクト=繋がりを失う」という現象です。これを修復するには、未熟な脳半球を反対側の半球の発育に追いつかせることです。

 朝日新聞の記事によると現段階での研究において発達障害の原因の遺伝的割合は、7%に過ぎないと報告されています。残りの93%は環境的要因ということです。ということは脳半球への刺激次第では脳の発達を促し左右の情報のやり取りを取り戻すことが可能であるということに繋がります。

 薬に頼らず、家庭でこのブレインバランスプログラムを取り組めるように書かれたこの本は、発達障害に悩むお子さん、そしてその両親にとって、希望の光になるはずです。

アカシジアを覚えておいてください!

 子どもの成長期に瞬きを頻繁にしたり、襟が気持ち悪いのを気にして頸を動かしているような動きをしたり、無意識に声が出てしまったりという「チック」があります。これらは、無意識に行ってしまう動作です。原因として臨床的にストレスやたんぱく質不足などから神経系の調節の乱れとして表れていることが多く見受けられます。

 このチックとは別に精神科のお薬の服用中に起こる副作用で「じっとしていられず、身体が動いてしまう」「座っていられない」「寝ていても勝手に手足が動いてしまう」というように、チックに似た症状が起きてしまうことがあります。

 これは、アカシジアという薬の副作用なので、薬を服用して3日から6週間で現れることが多いのですが、数か月から数年して現れたり、複数の薬の組み合わせによって現れたりするので、副作用と気が付かずに単に症状が悪化したものと思って、さらに薬の量が増えて悪化してしまうことさえもあります。

 なんか普通とちょっと違うなと感じたら、自己判断で服用を中止したり放置したり せずに、早急に医師又は薬剤師に連絡してください。自己判断での服用の中止によって、さらに重篤な症状が出現する場合があることに注意して下さい。

 

 厚生労働省の疾患別マニュアルによりますと、「一般にアカシジアは主にドパミン遮断薬により発現し、その中止ないし減量、あるいは中枢性抗コリン薬の併用などにより症状は軽減ないし消失する。その発生頻度は定型抗精神病薬では 20~40%と報告されているが、錐体外路症状の軽減を図って開発された非定型抗精神病薬でも、発生頻度はそれほど減っていないという指摘もある。アカシジアの発生機序はドパミン遮断作用が一因と考えられているが、十分に解明されているわけではなく、最近では選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)などドパミン遮断作用を有しない薬剤での報告もなされており、アカシジアを起こしうる薬剤は抗精神病薬以外にも多岐にわたる。」とされています。

 

 発達障害の子どもにも処方が承認されている精神薬であっても、鉄の欠乏や糖代謝異常などが伴って症状が出現しやすくなることもマニュアルに記載されています。

 発達障害の子どもは、鉄の欠乏や糖代謝異常を伴うことが多く十分注意を払ってください。

まつがえこども園の発達障害のレクチャー最終

昨日、まつがえこども園で発達障害のレクチャーの第3週目を行いました。

 

前回までは、クラスの代表の先生の参加でしたが、今まで参加していなかった先生が、ぜひ参加したいとのことで二人参加者が増えました。

今まで行った2回のレクチャーで興味を持っていただけたことは、嬉しいことです。

 

 

今回は、先週のレクチャーで伝えたことをどれだけ実践できたか?先生方の発表からスタートしました。

 

0歳児クラスの発表では、遊びの中に取り入れることはうまくいかず、かんしゃくを起こしている子供に、お腹を刺激したら割と早く気持ちが落ち着いた。

さらにお昼寝をさせる時に背中を刺激してあげると寝つきが良くなったとのことでした。

 

以前は、子どもを寝かしつける時に子守唄を歌いながら背中をポンポン叩いたりお腹を擦ったりしているのは、普通のことでした。

 

今はその行為が新鮮な感じです。

 

昔は、意味も分からず何気なくしていたことが、神経を成長させる行為だったということです。

 

「私はしていますよ」というお母さんはいると思いますが、全てのお母さんにしてもらいたいですね。

 

2歳児のクラスでは、今までもスーパーマンごっこをしていたけど、気になる子にやってみたら結構喜んでいるので、他の子も交えて遊びとして続けてやっていくとのことでした。

 

まだまだ、初めて聞いたことを理解して実践するのは無理かもしれませんが、一つのことから試してみて何かが変われば成果となって理解につながります。

 

園長先生が、うまくリードしていただけているので今後に期待したいと思います。

 

今回は、6つの原始反射について1時間でお話をさせていただきましたので、聞いているほうはその場では解った気がしても混乱状態であろうと思います。

 

今回は、原始反射が子どもの成長に重要なんだよということが分かれば、OKです。

 

でも、実践現場がここにありますから試すことさえできれば、すぐに理解していくことが出来るでしょう。

 

レクチャーが終わった後、今回初参加の先生が、私のところへやってきました。

先生は、ベテランの方でご自分のお子さんも高校生とおっしゃっていましたが

自分の子が赤ちゃんの時は、刺激することは良いことだと思っていて、おむつ替えの時にわざと身体を上から下、下から上へと手で擦ってあげていたと話してくれました。

 

でも今は、お母さん方に自分がしていたことを伝えてはいけないのかと思っていたとおっしゃっていて、今日の話を聞いて自分がしていたことは、理にかなっていたと実感できたので、これからはおかあさん方に伝えていきますとおっしゃっていました。

 

先生、OKです。

まつがえこども園で発達障害のレクチャー開始

一昨日の20日の水曜日に、まつがえこども園の保育士さんに発達障害のレクチャーの第2週目を行いました。

 

保育士さんは、子どもと過ごすだけではなく、記録を作成したり忙しい日々を過ごされています。

この日常の中で新しいことを頭の中に入れていくことは大変なことです。

先週の内容をクラスに持ち帰って他の先生方に伝えられたところもあれば、伝えられなかったところもあるということですが、しかたがありません。

 

焦らずじっくり進みましょう。

 

レクチャーの前に、園長先生からAちゃんの成長の報告がありました。

Aちゃんは、1歳2ヶ月ですが先月会った時には、まだつかまり立ちですぐに四つん這いの姿勢になります。這い這いにも元気さがなくあまり移動せずにお座りしてしまいます。顔にも表情がなくおびえた様子でした。声を掛けても全く反応してくれる様子がありませんでした。

 

その時に、園長先生に簡単な刺激の方法をお伝えしました。

 

先週のレクチャーまでの2週間、刺激をしてみるとみるみる行動が変わったことを報告していただきました。

 

そして今週もさらに成長に変化があったことを興奮して伝えていただきました。

是非会ってほしいということで、0歳児クラスに行くと表情が出ているのに驚きました。

どんどん歩きまわり、先生の言葉にうなづいたり笑顔を見せてくれていました。

帰りには、私にバイバイをしてくれました。

子どもの成長の速さには驚かされます。

 

今回は、原始反射の中でも初期に統合されなければいけない恐怖麻痺反射とモロー反射、それに緊張性迷路反射についてレクチャーしました。

原始反射の持つ意味と統合されなければ起こる弊害について理解してもらい、同時に園児の日常の行動に照らし合わせて、どの子に当てはまるか意見交換をしても得らいました。

その後、刺激の仕方の基本を伝えて遊びとして組み込んで1週間試してもらうことにしました。

 

レクチャーの中で、気になる0歳児クラスのB君の相談を受けました。

いつも緊張していて、手足の筋肉が硬い感じであまり動かない。

先生の言葉にもあまり反応しないとのことでした。

 

恐怖麻痺反射が出ていそうですね。

 

再びクラスのお部屋に行くと、ちょうど3時のおやつの時間でした。

でもB君は、おやつを食べずに椅子に座ったままでした。

近づくと緊張で固まった感じでした。

何気なく背中を刺激していると、前に座っていた先生が「緊張が解けてきたね」と声をかけてくれました。

しばらく刺激した後、椅子から立って遊びだしました。

滑り台を滑ろうとしていましたが、なかなか滑らなかったので「シューして」と声をかけたら滑ってくれました。

「シュー出来たね、もう1回やって」と声をかけるとにこっとして、も一度滑ってくれました。

帰りにはバイバイもしれくれました。

 

0歳児クラスで感じることは、Aちゃん、B君に限らず顔の表情が硬いことです。

 

来週までの間に、刺激でどれだけ変化が出るか楽しみです。

カイロプラクティックで子どもの行動が変わった

毎晩、足の甲が痛くて眠れなかったSちゃん

1回の来院で、今日で3回目です。

足の甲の痛みがなくなったのと同時に色々な変化が起こってきました。

 

お母さんの話では、

Sちゃんはイライラして反抗期かな?と思っていましたがイライラしなくなった。

写真を撮ろうとカメラを向けてもカメラに視線を合わしてくれなかったのが、見つめられるようになった。

今まで絵を描いたことが無かったのに、集中して絵を描き始めた。

まだ、2回しか施術していないのに

こんなに行動まで変わるとは思っていなかったとのことで

大喜びでした。

 

Sちゃんには、横隔膜の緊張を緩和して胸郭の動きを良くすることで、脳への酸素の取り込みを増やすことと血液循環を促し脳の働きやすい環境を作ってあげました。

 

お母さんお話から分析してみますと

眼の動きを止めて固視する命令を出す前頭葉の働きが良くなったために、1点を見つめられるようになったと考えられます。その結果、周りが気にならなくなり集中して絵を描けるようになったんだね。芸術的な働きの右脳が使えるようになったということです。さらに右脳は、感情のコントロールもしますので、イライラしなくなってきたということになりますね。

 

今日は、幼稚園で年に1回の泥んこ遊びをしたそうです。お友達に頭から泥水をかけられたので、髪の毛まで泥だらけになったんですって。ぬるぬるして滑って転げまわった稚したんだろうね。泥の感触を通じて体性感覚の入力がなされて脳機能がアップですね~。

今は、泥んこ遊び用の無菌の泥が売っているそうです。びっくりした!

 

 

今日は、最後にマークスボードを使って平衡感覚のトレーニングをお母さんと一緒に楽しみました。

 

<<アキヒロカイロプラクティックオフィスは発達障害に取り組んでいます>>

機能神経学中心に使って子どもの発達のデコボコを整えて子どもの可能性を引き出します。

子どものことで、ちょっとしたことでも構いませんので相談してください。

☎0427482053

ショーガイ天国 僕らの幸せ、ぼくらが決める!

昨日、5日こどもの日に

「子どもの発育」、「子どもの健康」、「子どもの貧困」、「家庭の中の子ども」

という4つのテーマで

ショーガイ天国~僕らの幸せ、ぼくらが決める!~

全国一斉イベントが開催されました。

 

今回、私も(一社)日本アディクションプロフェッショナル認定協会に係わる者として参加させていただきました。

 

主催は名古屋在住の精神科医増田さやかさんです。

 

内容は、主に発達障害と呼ばれるの子供たちを取り巻く問題についてでした。

 

厚生労働省は、病気ではないとしながらも

精神科医が診断・投薬治療を行っている矛盾についてのべた。

 

「発達障害」という診断名は、マイナスな意味合いが大きいとのこと。

精神科医は、診断はすれども治療に関わるべきではない。

まして、投薬は好ましくない。

 

投薬以外の方法を選択肢におくべきであると強調されていました。

 

 

その投薬以外の方法として自然療法のカイロプラクティックの取り組みを

遠藤光政D.C(ドクターオブカイロプラクティック)が、紹介いたしました。

 

 

発達障害については、

アメリカのD.CであるDr.ホルダーが考案したトルクリリーステクニック、

耳介の神経反射ポイントを刺激するニューロオリキュロセラピー、

脳の神経伝達物質の生成を助けるアミノ酸サプリメント

の3つの組み合わせによるアプローチが紹介されました。

 

そのあと、カイロプラクターの児玉貴美栄先生より2症例の発表があり、

2例とも1か月後から変化が現れたとの報告がされました。

 

 

報告後、発達障害に取り組んでいるカイロプラクティックの先生を探すにはどうしたらいいとの質問をいただきました。

 

さらに、薬物を使用していた方の薬物による症状の悪化と薬物離断時の体験を語っていただきました。

 

 

今回の催しで参加者の皆様に、子供たちへのアプローチの一つとしてカイロプラクティックの有効性が伝えられたと感じました。

 

 

自閉症が治るとしたら、どれほど素晴らしいことか

現在、日本カイロプラクティック徒手医学会で学会誌の編集長をしています。

ようやく今年の学会誌が完成しホッとしていますが、

今年の10月に金沢で開かれる学術大会の準備に入っています。

そこで発表される富山の行澤先生の自閉症に対する症例報告のまとめのお手伝いをさせていただいています。

欧米のカイロプラクティックでは、発達障害を専門に扱うグループがあり、

3ヶ月間で、85%に診断がつかない段階まで改善したという報告があります。

この数字は、信じられない数字です。

しかし、どうも信じられる数字のようです。

自閉症は、先天性脳機能障害という位置づけをされています。

先天性ということは、治らないという前提があるように感じられる言葉です。

しかし、桜美林大学の身体心理学の山口 創先生や東邦大学医学部の有田秀穂先生の研究によると

皮膚の刺激が、脳の働きを変化させるとのことです。

欧米のカイロプラクティックでも薬剤を使わず皮膚からの刺激で行っています。

行澤先生の症例報告も

「抱きかかえる」、「なでる」、「擦る」、「タッピング」による皮膚刺激です。

1年間に12回の施術で、

目を見て話ができるようになり、

友達の遊びの和に入れるようになり、

多動がなくなり、

会話ができるようになり、

様々な症状が改善されています。

これには、家族の方の理解と協力が必要になります。

そのためには、新しい情報をきちんと伝えることが大事です。

それは、毎日の家族(特にお母さん)の接触が鍵となるからです。

現在、日本のカイロプラクティックの中では伊藤彰洋D.C.(doctor of chiropractic)が

カイロプラクティック機能神経学公認講師として、

機能神経学の知識とすばらしさを私たちに伝えてくれています。

もちろん、私と行澤先生も受講生として知識を深めています。

近い将来、確実に結果が出せるようになると確信しております。

ご期待下さい。