左右脳のバランスと糖質制限が脳の発達を促す!

ジュース、チョコ、アイス、甘いものを何でも食べたがる子だった。かんしゃくもちで、ゲームで負けると怒ってやめてしまう。このままでは、子供が苦労してしまうのではないかと思い、スクールカウンセラーやドクターとの面談、服用薬を試したが、若干の改善は見られたものの、根本的な解決には至らなかった。コロナでストレスもかさなり、家のドアを破ること、複数回。実は自分でも身体が言うことを効かないと言う。

そんな時、ADHDはアメリカでは、脳のバランスの問題だと理解され薬に頼らず治せるという本を見つけた。そして小田急相模原に治療院があると知り、すがる思いでカイロプラクティックに飛び込んだ。

先生からは、「子供のせいではない。脳のバランスの問題だから、改善できるのでは、トライしてみては」と声をかけられて、これまで子供に強く当たってしまって申し訳ない気持ちになった。

最初は思うように力が入らない。目の動きがぎこちない、など、特性が現れた。

週一回ずつ通い始め、砂糖の摂取量を減らすと力が入るようになることが実感した。

毎回の施術では、ケラケラ笑いながら体を動かし、バランスボールや棒乗りなど、始めは出来ないことが、少しずつ長くできるようになり、だんだん頭で考えることと、身体の動きが一致する様になった。子供も通うことを、嫌がらず、むしろ先生に早く見てもらいたいと言った。ジュースやお菓子の摂取を自ら断った。親子ゲンカ、兄弟喧嘩が絶えなかったのが、いつの間にか、分かり合えるようになってきた。この子の特性と付き合えることがわかった。

当初は何をするにも力んで、余計な力をかけすぎて、身体を痛めたりしたこともあったが、先生の施術の後は、身体が楽になり、次もまた、先生の所に早く行きたいと、申し出るくらいになった。いつの間にか、バランスボール乗りは、「やめ」と言われるまでいつまでもできるようになった。普段の生活でも、ドッジボールの投げ方が上手になったり、持久走も早くなったり、習字が上手になったり、さまざまな変化が見られた。

施術間隔も、2週間に1回、3週間に1回となり、半年ほどで卒業となった。先生の温かさを子供も感じとり、何より子供が先生を信じて、親も肩の荷が降りた感じがした。

もっと小さい頃に出会えたら、こんなに苦労させなくて済んだのに。とも思ったが、これも定めと思った。先生にはただただ感謝しかない。

                       南区在住 小学4年男児の父母

2か月で娘の言動に変化が表れとても気持ちが救われた!

小学校高学年から友達関係でうまく行かなくなっていた長女が、中学に進学して1ヶ月ほど経ったあたりから、学校では喋れなくなりハサミを持ち出して人を脅すような問題行動を取るようになりました。保育園の時から、神奈川県療育センターで検査を受け繰り返し経過観察でしたが、再度検査の結果、発達障害・・・と診断を受けて、なんとか友達を作って普通の中学生生活を送れないか・・・いろいろ本を読み漁り「薬に頼らず家庭で治せる発達障害との付き合い方」の本を見つけ、家庭ではよほど根気がないと続かないと思い専門家の手を借りて探したのがアキヒロ先生のカイロプラクティックオフィスでした。

優しく穏やかな雰囲気の先生で初めて伺う不安も和らぎ、本にあるような多岐に渡るテストをし、左右の脳のバランスを整えるためのいろんなメニューを実施していただきました。週2回の施術と日常でもなにかできないか・・との質問にアドバイスを受け、家でもできる運動を取り入れ、今まで口論となると訳のわからない話で振り回し30分以上は口論が続いていた娘の会話が自分でも言いながら考えて、なんとか自己解決し口論する回数もそれに要する時間も少なくなりました。

学校でも隣の席の人に働きかけて見よう・・・という行動も出てくるようになり、週2回3時間の授業も途中で抜けることがなく受けられるようになりました。まだ道半ばですが、少しずつ中学校生活に戻れるような道筋が出てきているようです。

こちらに通院しないときは、学校のスクールカウンセラーの先生と月1回面談をする以外、何をしたら良いのか、親として普通の生活を送れるようにできるようになるのか・・・・と焦りと不安もありましたが、先生のアドバイスで日々何かしら娘が改善するためのアクションをすることができ、娘のみならず親の気持ちも救われる思いでした。

約2ヶ月通院させていただき通院は終わりになりますが、先生から頂いたアドバイスを引き続き娘と二人三脚でしながらゆっくりと焦らずにやっていこうと思います。

 お世話になり、ありがとうございました。

                        藤沢市 中-1女子の母

赤ちゃんラボ”にようこそ!~人の始まりを科学する~NHKより

 人が親になったとき、赤ちゃんを育てるのに、何も話せない赤ちゃんをどう扱ってよいのかわからないと誰でも思いますよね。ではそのヒントになる実験をNHKの番組からご紹介します。

 最初の実験は、生まれて生後1週間の赤ちゃんに対して、二つの異なる映像を見せ脳血流の酸素濃度を測定します。一つ目は天井から吊るされた回転するおもちゃ。もう一つは人の顔の映像です。おもちゃの時には、脳血流の酸素濃度は、ほんのわずかしか増えません。しかし人の顔では、どんどん酸素濃度が増えていくことがわかりました。上側頭部後部という人の感情を読み取ったり、うそを見破ったり複雑な心情を読み取る領域が働くことがわかりました。

 赤ちゃんは、生まれてすぐ人の顔に反応することを示しています。したがって赤ちゃんの目をのぞき込むことで、人間関係を育む脳の領域を育てることが出来るのです。

 2つ目は、最初の数分間、赤ちゃんを向き合って興奮気味にあやして遊びます。そして一旦顔をそむけて再び無表情の顔で2分間赤ちゃんを見続けます。すると赤ちゃんは声を出したり、腕を動かしたりしながら親の注意を引こうとする行動をとり始めます。それでも親が答えないと、周囲にいる人の注意を引こうとします。それでも無視され2分が経つ頃には、関心を向けてほしくてたまらなくなり泣き叫びます。ここで赤ちゃんに反応してあげると、笑顔が戻ります。

 赤ちゃんは、1対1の関係が壊れると自分から修復を試みることがわかりました。赤ちゃんには、社会的接触が必要で自分から求めていることがよくわかります。保護者との1対1の絆がどれほど重要かがわかりました。

 3つ目は、赤ちゃんがよいことと悪いことを見分けられるかどうか、人形劇を見せて実験します。赤い丸が坂を上ろうとします。そこへ青い四角が来て邪魔をします。そこへ黄色い三角が来て赤い丸を助けます。劇を見せた後青い四角と黄色い三角を並べて着せてどちらかを選ばせます。7か月から12か月の赤ちゃん全てが黄色い三角を取ります。

 つまり幼い赤ちゃんでも親が教えなくても物語を感じ取り何がよくて何が悪いか判断できているということです。善悪の判断は、人に助けられて嬉しいという感情がもとになっていると考えられます。

 4つ目は、“紙をびりびり破く遊び”、“布をもぐもぐする遊び”、“カップを頭に乗せてふざける遊び”、“ぬいぐるみで間違った鳴き声を出す遊び”、“いないいないばあ”の5つについて赤ちゃんが一番笑う遊びを調べました。最も笑ったのが“いないいないばあ”で、70%の赤ちゃんが笑いました。これは人との繋がりの遊びです。赤ちゃんは親とつながることが喜びになるのです。笑いの元は人とのつながりです。

 幼いころの社会的な交わりは、友達を作ったり学校で仲間とうまく付き合う際の行動の手本となります。

 このことから赤ちゃんの脳は人との関係が広がるにつれて劇的に変化することがわかってきました。

施術が兄弟の関係に与えた影響-弟まで穏やかで明るくなりました!

東京都港区 7歳児、5歳児の父

2020年4月に発出された新型コロナウィルス緊急事態宣言に伴う休校休園に伴い、新小学校一年生の長男7歳(当時6歳)と年中の次男5歳(当時4歳)が自宅で数ヶ月終日過ごすという状況になりました。

長男、次男共に自閉症スペクトラム障害及びADHDの傾向が見られ、通常時でもこだわりの強さや癇癪を起す、人前が苦手などの表情が見られることがありましたが、その傾向が顕著になってきて、特に長男が精神的に不安定になり、次男を執拗に攻撃する状況が頻繁に見られるようになりました。

この頃、近所のメンタルクリニックで受診をした結果、長男と次男共に自閉症スペクトラム障害とADHDの併発であると診断されました。

総合病院の受診、区の発達支援施設のサポートを得る手続きなどを行いましたが、診察、実際のサポートを得るまでに時間がかかることから、何か自分たちでできることはないかと調べていたところ、アキヒロカイロプラクティックに出会いました。

長男と次男の両方の施術を試みましたが、アキヒロさんから長男が安定すれば次男も安定してくるだろうとアドバイスをいただき、長男から施術を始めることにしました。

毎週の日曜日に施術をするルーティンにしていましたが、最初は嫌がっていた長男も4,5回目位から自身でも手応えを感じ始めたようで、進んで施術を受けるようになりました。

彼自身、実際の体の反応を感じることができので、改善が分かりやすいのだと感じています。

施術を始めてから数ヶ月が経過しましたが、長男はかなり安定をし、大きな癇癪もほとんどなくなり、次男への執拗な攻撃も頻度はかなり減ってきました。

長男にとって、このルーティンを続けていることでリズムもできているように思え、本人の自信にもつながっているように思います。

今後も当面継続していきたいと考えています。

息子の身体が見える。そしてわかった!

生後すぐに心室中隔欠損が見つかり大変心配をしていましたが、 1歳で隔壁が塞がり安心しました。

その後は順調に育っていると思っていましたが、3歳ごろになると、勝手にどこへでも行ってしまう感じでした。ただ、名前には反応したので、呼ぶと戻ってはきましたが目が離せない状態でした。

保育園や幼稚園に相談はしていましたが、引っ越しなどもあり、行政には相談できませんでした。

インターネットでいろいろ検索して、つい最近まで千葉県市川市の民間の言語療法の療育やビジョントレーニングのため目の学校に通い。また、経絡(鍼)治療にも通っていました。

全く本が読めなかったことが改善されましたが、読解力はつきませんでした。また、学校の準備などもまだまだ忘れ物がある状態でした。

アキヒロカイロプラクティックオフィスに通ったきっかけは、経絡(鍼)治療に結構な回数通っていて今ひとつ効果が見えず、何が弊害かを調べたかったからです。

アキヒロ先生の検査を受けてみて「やはり。そうか。」という納得の答えが見えて安心しました。

まず、こちらにきて、『息子の身体が見える。』ということに驚きました。まるで彼の脳の状態が見えているようで、これだから、発達不十分だったのか。と納得致しました。こちらに来て良かったと思うことは、出来ていなくても、それをカイロで毎週改善してもらえることに安心感が持てたことです。

3回目が終わったころには、食生活の変化が表れてきました。家がコンビニの前ということもあり、毎日のようにカップラーメンを欲しがり食べていましたが、それがなくなりました。また私が飲んでいた青汁を自ら飲むようにもなりました。

さらに腕に力が入るようになりました。今まで、全く腕に力が入らず、重いものは持てなかったのですが、腕相撲で私に勝つことが出来るまでになりました。

驚いたことに指先がうまく使えなかった彼が、両手でピアノの簡単な動作(ドレミファソラシド)が出来るまでになりました。

あと、学校の準備を自分から率先して出来るようになり、忘れ物が減りました

治療前は英単語のアルファベット1つ1つがくっついて見えていたみたいなんですが、ここ最近英単語を、確実に1つの単語として読め、覚えてきています。数学も計算問題はできていましたが、説明問題を理解することが難しく、何回説明しても理解できなかったのが、私の説明を理解できるようになってきました。

さらに驚いたことに今まで作文の中でも、言葉でも、自分を否定することが全くなかったのですが、昨日の日記に(学校の宿題で毎日あります)「僕はこれが苦手で嫌いです。」などの言葉が現れていることに気が付きました。

つまり、自分を客観的に見られるようになってきたように思います。

色々な治療をしてきましたが、やはり、脳がきちんと働かないと、全く効果がないんだな、『きちんと見る。』大切さをとても痛感させていただいています。

今後読解力がついて、記憶力があがることを願っています。

                     相模原市緑区 中-1男子の母

どうしたら治る? なぜだかわからないけど出来るようになったよ!

 小学校入学直後から、授業中座っていられない、勉強(特に算数)がわからないという状態。自宅では叱ったり諭したり、一緒に勉強するなどできる限りのサポートはしたものの、相変わらず座っていられないまま2年生になり、その度に注意を受け すっかり自信を無くしてしまった息子。

 ある時テレビを見ていた息子が、「オレはコレだと思う!」というので、番組を見たら発達障害 の特集。当てはまる項目ばかりだったらしく、きっとそうだと。

 その後、「皆と同じことが出来ない」、「座っていようと思っても体が勝手に動いちゃう」、「どうしたら治る?」、「ママ治して?」、「治るまで学校に行きたくない!」と。

 家庭では、できる限りのサポートはしてきたつもりなので、私もお手上げ。

 そのため児童精神科を受診。問診と様々な検査を受けた結果、 軽度の発達障害? といういわゆる グレーゾーン。

 結果を聞きに行ったとき、「どうすれば本人の困りごとが解決されますか?」と聞くも、「周りが変わってください」としか言われず、結局なに一つ解決されることもサポートもなく児童精神科の受診は終了。

 困ったな、どうしようかなと思っていた矢先、友達が長年通っている カイロ を教えてくれて、私としては興味があるものの、新しいものや環境をなかなか受け入れるのが難しい息子は断固拒否。

 友達が、「それだったら私の治療を見学してみる?」と提案してくれ見学。帰って話してみると行ってみたいとのことで予約を。

 

 初回は困っていることや好きなことなど話し、施術をしていただきました。

 最初は休校期間中だったこともあり、週2回くらいのペースで通い、今は学校が始まったため週1回。通い始めて1か月半。

  • 授業中に 座っていられる! (ずーっとではないけど、以前よりはるかに長く)
  • 勉強に 意欲的に! (集中力、理解力、忍耐力アップ)
  • 食べられるもの が増えた! (本人からコレ食べてみたいと チャレンジ するように)
  • 感情のコントロール が以前より上手く! (波はあるものの 切り替える時間がかなり短縮)

 息子は 【なぜだかわからないけど出来るようになった】 ことがカイロに通い始めて沢山あるので、いつの日か本人の困り事がすべて解決されるといいなと思っています。     

                                                                          小3男児の母

子どもの発達は、原始反射の統合が重要!

小4男児の母

小4の次男が、お世話になっております。次男は、黒板の文字を写すのが苦手だったり、計算が苦手だったり、学習の面では、何度同じことをやっても吸収に時間がかかるタイプで、また、落ち込んだりひねくれることも多く、もっと生きやすくしてあげたいと常々思っていました。

                

そんな時、助産院で開催された「3つの反射について」の勉強会で、発達のデコボコは原始反射と関係があると知り、まさに目から鱗で、次男の現状に当てはまるのではないかと思い、先生に診ていただくことにしました。

初日は、丁寧な問診の後、筋力テストなどを行い、子どもの弱い部分を見つけてくださり、家でできる運動や栄養補給についてアドバイスくださいました。その日帰宅後、子どもはとてもニコニコしており、妹にも優しく、妹の勉強を見てあげるなど、何か満たされたような様子でした。週1回程度通っており、眼球運動など新たな苦手分野も見つけてくださっています。「あ~これが音読が苦手な一因だったのか」と腑に落ち、施術と訓練で改善できるという先生の言葉に明るい気持ちになります。

            

施術では、子どもはとても気持ちよさそうで、何より先生から「できるようになったね、すごいね。」と言われ、嬉しそうです。学校はコロナ感染対策で長期休みに入ってしまい、まだ新学期が始まっていないため、学習面での変化については伝えることができないのですが、生活面では落ち込むことが少なく、笑顔でいる時間が増えたように思います。

先生とお話することで、私も育児を見つめ直し、子どものために今できることをしたいと気持ちが新たになりますし、西洋医学とは違う、人間本来のもっている力をうまく引き出す先生の方針が私にはしっくりときます。これからも、まだまだ知らないことを教えていただきながら、子どもの成長を見守ろうと思います。       

 

子どもの発達4週間トレーニングを終えて

多摩市在住 小学4年生男児の母

 発達障害でこだわりが強く授業への集中が難しいなどの問題があり、迷った末に投薬を開始することになりました。

 薬は一定の効果がありましたが、副作用で食欲不振、情緒の不安定などの問題が出てしまい続けるべきか否か、息子のために何が良いのか悩む日々が続きました。

薬以外の方法で何かできることはないのかと探していたところ、こちらのトレーニングを知り、夏休みを利用して週3回×4週間集中的にトレーニングを受けることになりました。

 通い始めた頃息子は、体力がなく、いつも疲れたと言い、何事にも意欲がなく、なんとなくいつもイライラしている様な状態でした。

 毎回のトレーニングでは、弱い部分を見つけて調整することを繰り返し様々なアプローチを通して、出来なかったことを「できる」に変えて、その小さな「できた」を毎回積み重ねることが出来ました。そのことは本人の自信にもつながったと思います。

 1週間を過ぎた頃から表情も明るく元気になってきたと感じました。3週間を過ぎる頃には、前向きな発言も増え、トレーニングでも意欲や集中を見せるようになっていました。

 4週間を終えて何よりうれしいことは、本人が明るく前向きになれていることです。そして常に落ち着きがなく興味の向くままに動き回る息子に対し、いつもゆったりと優しいまなざしで向き合ってくださるので、息子はもとより私自身も様々な不安から解放されて安心して通うことが出来ました。

 先の見えない不安から押しつぶされそうな状態から、やれることを少しずつやっていこう。この子はこの子のペースで成長していけるという希望を持てるようになりました。全ての問題が一度に解決するわけではないので、今後も定期的に通わせていただきたいと思います。

アキヒロ先生、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

左右の脳のつながりを取り戻せば、発達障害は治る!

オックスフォード、ハーバードも注目する、治癒率80%を超える新しい家庭療法「ブレインバランスセラピー」

 最近、「Dr.ロバート・メリロの本を読みました。」というお問い合わせが多く寄せられます。Dr. ロバート・メリロは、カナダ人のカイロプラクティックドクター(D.C)でカイロプラクティック機能神経学を基にブレインバランスプログラムを開発しました。そして1994年からこのプログラムを基に、子ども達の治療にあたっており、今ではアメリカ国内に80か所以上あるブレインバランスアチーブメントセンターでブレインバランスプログラムが使われ、現在までに2万人以上の発達障害と診断された子どもたちが、プログラムを受け幸せな日々を取り戻しています。

 Dr.ロバート・メリロの本(英語タイトル「Disconnected Kids」)は2009年にブレインバランスプログラムの原則を基に、親が家庭でもできるプロブラムを紹介する内容として出版されましたが日本語の翻訳がなく、ようやく今年2月に翻訳され「薬に頼らず家庭で治せる発達障害とのつき合い方」というタイトルで出版されました。

 

 Dr.ロバート・メリロによると、今までのアプローチは主要な問題点のみに焦点を当てて解決策を見つけようとするものでしたが、それらに共通する問題点として「脳のバランスの崩れ」があることに気が付いたとのことです。どういうことかというと左右の脳の電気信号による情報のやり取りがうまく出来ていないため、情報を分かち合ったり、統合したりする能力の妨げになって、脳が1つになって働くことが出来なくなってしまう。そのことで異常なほどに高い機能を持つ脳の部分や側、その反対に異常なほど機能が低下している部分や側の脳を持つようになってしまう。子どもの発達過程で、このバランスの崩れはますます顕著に表れ、2つの脳半球が決して1つになって働かなくなってしまう。これが、脳の機能的な「ディスコネクト=繋がりを失う」という現象です。これを修復するには、未熟な脳半球を反対側の半球の発育に追いつかせることです。

 朝日新聞の記事によると現段階での研究において発達障害の原因の遺伝的割合は、7%に過ぎないと報告されています。残りの93%は環境的要因ということです。ということは脳半球への刺激次第では脳の発達を促し左右の情報のやり取りを取り戻すことが可能であるということに繋がります。

 薬に頼らず、家庭でこのブレインバランスプログラムを取り組めるように書かれたこの本は、発達障害に悩むお子さん、そしてその両親にとって、希望の光になるはずです。

アカシジアを覚えておいてください!

 子どもの成長期に瞬きを頻繁にしたり、襟が気持ち悪いのを気にして頸を動かしているような動きをしたり、無意識に声が出てしまったりという「チック」があります。これらは、無意識に行ってしまう動作です。原因として臨床的にストレスやたんぱく質不足などから神経系の調節の乱れとして表れていることが多く見受けられます。

 このチックとは別に精神科のお薬の服用中に起こる副作用で「じっとしていられず、身体が動いてしまう」「座っていられない」「寝ていても勝手に手足が動いてしまう」というように、チックに似た症状が起きてしまうことがあります。

 これは、アカシジアという薬の副作用なので、薬を服用して3日から6週間で現れることが多いのですが、数か月から数年して現れたり、複数の薬の組み合わせによって現れたりするので、副作用と気が付かずに単に症状が悪化したものと思って、さらに薬の量が増えて悪化してしまうことさえもあります。

 なんか普通とちょっと違うなと感じたら、自己判断で服用を中止したり放置したり せずに、早急に医師又は薬剤師に連絡してください。自己判断での服用の中止によって、さらに重篤な症状が出現する場合があることに注意して下さい。

 

 厚生労働省の疾患別マニュアルによりますと、「一般にアカシジアは主にドパミン遮断薬により発現し、その中止ないし減量、あるいは中枢性抗コリン薬の併用などにより症状は軽減ないし消失する。その発生頻度は定型抗精神病薬では 20~40%と報告されているが、錐体外路症状の軽減を図って開発された非定型抗精神病薬でも、発生頻度はそれほど減っていないという指摘もある。アカシジアの発生機序はドパミン遮断作用が一因と考えられているが、十分に解明されているわけではなく、最近では選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)などドパミン遮断作用を有しない薬剤での報告もなされており、アカシジアを起こしうる薬剤は抗精神病薬以外にも多岐にわたる。」とされています。

 

 発達障害の子どもにも処方が承認されている精神薬であっても、鉄の欠乏や糖代謝異常などが伴って症状が出現しやすくなることもマニュアルに記載されています。

 発達障害の子どもは、鉄の欠乏や糖代謝異常を伴うことが多く十分注意を払ってください。

ショーガイ天国 僕らの幸せ、ぼくらが決める!

昨日、5日こどもの日に

「子どもの発育」、「子どもの健康」、「子どもの貧困」、「家庭の中の子ども」

という4つのテーマで

ショーガイ天国~僕らの幸せ、ぼくらが決める!~

全国一斉イベントが開催されました。

 

今回、私も(一社)日本アディクションプロフェッショナル認定協会に係わる者として参加させていただきました。

 

主催は名古屋在住の精神科医増田さやかさんです。

 

内容は、主に発達障害と呼ばれるの子供たちを取り巻く問題についてでした。

 

厚生労働省は、病気ではないとしながらも

精神科医が診断・投薬治療を行っている矛盾についてのべた。

 

「発達障害」という診断名は、マイナスな意味合いが大きいとのこと。

精神科医は、診断はすれども治療に関わるべきではない。

まして、投薬は好ましくない。

 

投薬以外の方法を選択肢におくべきであると強調されていました。

 

 

その投薬以外の方法として自然療法のカイロプラクティックの取り組みを

遠藤光政D.C(ドクターオブカイロプラクティック)が、紹介いたしました。

 

 

発達障害については、

アメリカのD.CであるDr.ホルダーが考案したトルクリリーステクニック、

耳介の神経反射ポイントを刺激するニューロオリキュロセラピー、

脳の神経伝達物質の生成を助けるアミノ酸サプリメント

の3つの組み合わせによるアプローチが紹介されました。

 

そのあと、カイロプラクターの児玉貴美栄先生より2症例の発表があり、

2例とも1か月後から変化が現れたとの報告がされました。

 

 

報告後、発達障害に取り組んでいるカイロプラクティックの先生を探すにはどうしたらいいとの質問をいただきました。

 

さらに、薬物を使用していた方の薬物による症状の悪化と薬物離断時の体験を語っていただきました。

 

 

今回の催しで参加者の皆様に、子供たちへのアプローチの一つとしてカイロプラクティックの有効性が伝えられたと感じました。