コロナ感染の後遺症には、カイロプラクティックが有効!

 先日、都内で開業しているカイロプラクティックの先生とコロナ感染について話をしました。その先生の患者さんが、感染されて退院後、倦怠感と頭痛が取れないということで来院したそうです。ほんの数回の施術で、倦怠感も頭痛も解消したと話されました。アキヒロ先生のところではどうですか?と聞かれましたので、私の患者さんの例をお話しました。

 私の患者さんの場合は、中等度まで症状が悪化したものの回復されました。退院間際になっても倦怠感が強く、歩くのがやっとのことで、少し歩くだけで息が切れてしまう状態。退院後1週間は仕事に行けそうにないくらいの倦怠感と足のだるさと頭痛が続いて、2週目からようやく動けるようになったということで来院されました。検査をしてみますと、呼吸機能の低下から胸郭の可動制限が起こり、血液の循環不全による下肢の浮腫みと脳圧の上昇が起きていることがわかりました。そのため脳の行動抑制反応が起きて筋肉に対する出力を低下させていました。その場で、呼吸筋の横隔膜の働きを回復させてあげ、酸素の供給及び血液の循環が回復し、脳圧も下がり行動抑制が消失し筋肉の働きがよみがえり、軽く歩くことが出来て倦怠感が消えました。

 このことを伝へ、カイロプラクティックの技術の素晴らしさや可能性を共感し合うことが出来ました。

 コロナ感染から回復した方が、このような後遺症に苦しめられていても西洋医学では手の施しようがありません。最大で6か月間も症状が続くという統計が出ております。少しでも早く苦痛から解放させることが出来る手段としてカイロプラクティックを活用していただければ幸いに思います。