大下藤次郎展を見に行きました

6月8日(日)、雨が降ったり止んだりの中、

千葉市美術館http://www.ccma-net.jp/

大下藤次郎展を見に行きました。

大下藤次郎01大下藤次郎02

千葉市美術館は、千葉市役所の中にありますが、

この建物は旧川崎銀行の建物で、

丸い大理石の柱が何本もそびえ立つ重厚な建物で素敵です。

大下藤次郎の作品は、

昨年、茅ヶ崎美術館で見て感激しました。

明治3年生まれで、19歳から絵を習い始めたとのことですが、

水彩画のパイオニアと称されています。

絵の好きな方はご暫時ですが、光と影の描き方がポイントになります。

大下さんの作品の光と影は、見事です。

水彩画の場合、光があたっているところは着色せず、

紙の白さを残して影の色をつけることで、

日が当たっているかのように表現しています。

ちょっと見ると簡単に描いているように見えますが、

実際にやってみるとなかなかできないところです。

水の流れや波の動きは、本当に動いているかのように感じます。

それもちょっとした影の入れ方で。

感動ものです。

6月29日までですが、

是非、見に行ってください。